鹿沼市の粕尾地区と永野地区を結ぶ大越路。現在は県道32号栃木粕尾線の一部となり栃木の街まで通じています。
古来より栃木河岸からの物資や文化が山間へと流入する重要なルートでしたが、2003年にトンネルができるまでは山越えの峠道が唯一の連絡路でした。
トンネルまでほぼ一直線ですがけっこうな急勾配。行手に旧道の橋が架かっています。
粕尾側には「清流の里かすお」という道の駅的な施設があります。
日没と共にぐっと冷えてきます。
思川。粕尾地区はこの川筋にできた村落。
粕尾の夕暮れ。
昔は九十九折の峠道を徒歩や牛馬で越えていたんですね。
旧道の峠道は現在は通行止。
この辺は有名な蕎麦処ですが、昼だけとか休日のみ営業の店ばかりで個人的には全くタイミングが合いません(涙)
2022年11月10日撮影。
↑2009年11月に撮った、旧道の峠付近からの眺め。標高は330m。旧道は現在は通行禁止、バリケードで塞がれアクセスできません。峠には芭蕉の句碑とか、桜並木とか見どころがいくつかあったのですが、今はどうなっているのでしょうか? 気になります。