2024年7月3日。
唐沢山の天狗岩より撮影。
天狗岩は物見台として利用されていた岩場で、山の南側の佐野市街がよく見渡せます。
また空気が澄んでいれば遠く東京都心部まで望めることもあります。
かつてここから江戸の大火が見え、早馬で火消し隊を急行させたことがあったのだそうです。
ところが、江戸の異変を素早く察知された幕府からは逆に警戒され、城主佐野家の改易の一因となったのでした。
もうすっかり夏場ですので草木が生い茂り、見晴らしはやはり冬場の方がいいですね。
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