虹の行方を尋ねましたね 庭に駆け出す小さな足で あれは、たしか夏の初め まだ見ぬ向こうに触れたくて 尻尾はそのたび凛と鳴り その頃わたしはまだ 羽ばたき空飛ぶネコでした 雲の大きさを尋ねましたね 夕日の染める柔らかな頬で あれは、たしか橋の上 「自…
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