2015年7月、板倉にて。
この前年くらいに酒田の土門拳記念館を訪問。
その時氏の仏像写真に受けた影響が見て取れる...ような気もします。
おこがましいですが。
この当時は大学院受験の準備のため仕事もあまりしていなかった頃で、結局ヒマを持て余して毎日のように撮影に出掛けていました。
この頃の写真を見返すと、下手に知識が無かった分、被写体により自由にアプローチできていたなと思えるものが少なくありません。被写体への瑞々しい感動が写真から滲み出ていると言いますか。(あくまで当社比ですよ)
ただ当時の写真は空手でいう「守破離」の「守」にも達していないものが多いのも確か。今がまさに型にはまる作業を愚直にこなす「守」の途上といったところなのでしょうね。
そのためには色々な機種機材の特徴にも精通していないといけないし、そう考えて行くと目指す高みは遥かに遠い...。
結局気長に過程を楽しむことに尽きるのかも知れません。
ご覧いただきありがとうございます。